当方シャドウバース全然やってないけどちょっとだけ触った所感を書き記していきます。
背徳Vとは?
リストから見て分かる通り、手からの直接打点で相手の顔を削るバーンデッキとなります。
デッキの一応の要でもある"背徳の狂獣"や、ローテで行われている背徳下の神のような動きを2マナで出来る"新たなる運命"、2マナ3点の"鋭利な一裂き"、"紅のワルツ"等々の優秀なバーンカードを投げつけることを第一コンセプトとし、そのカード達を引きに行く、運命のバリューを上げる為の優秀なドローソースや、ゲームに負けないように立ち回るための"魅惑の教鞭・イオ"や"ブラッドコア"などを空いたスペースに入れるように構築をしていくのが基本だと思われます。
メインプランは当然背徳+運命による大打点から残りの打点を詰めていくパターンですが、デッキ内にある3(一裂き)×3+3(ワルツ)×3+2(イオ)×3=24点を投げていくサブプランも存在します。
人によっては自然に寄っていたり色々入っていたりするものもありますが、今回使用していたのは上のリストということで。
構築
主役達
デッキの要となるバーンダメージを生むカード達です。
特筆すべきことは無いですが、面白い小ネタとして"紅のワルツ"の進化権回復効果を狙って自ら復讐状態に入りに行くパターンが存在したり、"夜の襲来"や"ブラッドコア"を設置して"背徳の狂獣"の2点ダメージでテンポを取っていくパターンも存在します。
大体入ってるドローソース
"不穏なる闇の街"と"禍々しき侵食"は所謂デッキ圧縮枠みたいなイメージです。侵食に関しては"インサニティ・マナ"、"荒野の休息"を入れることによって0マナ1ドロー1回復にすることも出来ます。
"悪夢の始まり"はデッキに入っている生き物の種類が限られるデッキな為、背徳やイオといった強いカードへのアクセス率が高く、元々強いカードですが、このデッキでは更にバリュアブルなカードになっていると言えるでしょう。
2マナキャントリ
デッキの枠や悪夢との兼ね合いから"バフォメット"か"レラジュ"かの選択になる枠だと思います。
前者は2/1でヴァンパイアフォロワーをサーチするという特性上背徳へのアクセス率が高く、後者は1/2でサーチ関係なしの1ドローということで一裂きやワルツ、運命といったバーンカード等にも触れに行くことが出来るという利点があります。
まぁ言ってしまえば時と場というやつですね。2枚2枚の採用とかもありだと思います。
他ドローカード
カードを見ると何したいか分かるのであまり語ることが無いカードたちです。
"ワンダーコック"を入れられるなら"純心の歌い手"とかも試してみてもいいのかも。
ところでこれは小ネタですが、自分が背徳下でも背徳の効果は「自分のターン中」のテキストが付いている為、"悪魔の囁き"を相手に打たれても1ダメージは飛ばなかったりします。
顔を守る凄いやつら
凄いやつらと書きましたが"魅惑の教鞭・イオ"は本当に凄いです。恐らくこのカードが無かったらこのデッキが成立していないぐらいに。
特に進化時効果が物凄く、ビート対面から顔を守る為に使ったり、運命の打点を通すために相手のボードを一掃したり、また、顔に飛ぶ2点がゲームを決めたりとこのデッキの要と言ってもいいでしょう。UB効果を使って運命の打点を通すこともあります。
ミラーで顔を守ってくれる人たち
"狂乱の華鎧・ヴィーラ"は進化権が必要ですが、ミラーでは立つとほぼ取れない4/4スタッツがボードに残る為、次のターンでの打点を期待できるカードです。背徳のダメージに限らず、一裂き等のダメージも無効にしてくれます。一応ビート対面に進化を切ってダメージカットをしたり、一裂きや取引、"現れる狂気"をデメリット無しで打てたりもします。デッキの主役であるワルツによって進化権が復活するのが相性のいい点でもあります。
"黒死の仮面"は進化権を必要とせず、2マナで置けるのが強みですが、5点+αしかカットしない、ボードに影響を及ぼさない点が少しネックです。
"ラブソングシンガー"は進化権無しに背徳のダメージを全てカット出来るのが利点で、相手にボードに付き合わせる為の進化権や一裂き等を要求出来るのが強みです。3マナという重さが少々ネックですが、ビート対面でも1ターンのみのダメージカットや序盤のテンポトレードに役立ってくれます。
たまに見る顔を守れそうなひと
コストが重いんじゃ
他に入りそうなやつ
・バーンスペルを投げるパターンで活躍しそうな疾走札
・除去や回復
・自然ギミック
など
大体こんな感じだと思います。あとはなんかみんな頑張ってくれ。