概要
≪機構の解放≫、≪加速装置≫と1マナのアーティファクトを組み合わせることによって、半無限的に使用できるマナを用いて面を作ったり、20点削ったりと、こちら側の動きを押し通すコンボデッキ。
また、≪オートメーション≫や≪アーティファクトの同調≫といった、選択肢の多い札によって対面ごとに立ち回りを変えることができ、まさにオールマイティーなデッキだと言えるだろう。
その為、様々なデッキに対して勝ち筋を用意し圧倒していくことが可能だが、選択肢の多さから使用者の腕を直に問われるものとなっている。
デッキリスト
3×生命の量産
3×オートメーション
3×コンセントレイト
3×メカニカルガンナー
3×製造術
3×機構の解放
3×アーティファクトの同調
3×アーティファクトスキャン
3×加速装置
2×虚数物体
1×熾天使の剣
1×浄化の輝き・ミュニエ
3×アーティファクトコール
3×マーキュリーイージス・シオン
3×カイザーインサイト
解説・補足
・まず、このデッキを回す際は演出を全て切ること。1ターン中の90秒を全て使うことがざらにあり、本当の敵は自分と時間な事が多い為である。
・基本的にゲーム序盤はハンドを回して蓄える動きをしていきたい。≪アーティファクトの同調≫や≪製造術≫の≪アナライズアーティファクト≫や、≪コンセントレイト≫等でハンドを増やし、要らないカードが多ければ≪カイザーインサイト≫で流していく動きが理想。また、≪カイザーインサイト≫はこのデッキの要ともいえるカードな為、バリュー高く使うことを意識したい。
・≪機構の解放≫+≪加速装置≫時に1マナアーティファクトでどれだけマナが起きるかを覚えておくと楽。≪機構の解放≫を2枚打つパターンや≪加速装置≫を2枚置くパターンも存在するため意識したい。また、コンボ時に相手のボードのフォロワーの数やヘルスが多ければ多い程マナを起こしやすいことも覚えておこう。
・ほぼどんな対面に対しても≪レディアントアーティファクト≫3枚と≪マーキュリーイージス・シオン≫を用いたOTKは効果的だが、≪レディアントアーティファクト≫の素のコストが重く、≪機構の解放≫及び≪加速装置≫が計3枚以上必要になりがちなことは注意。
・要求値は高いものの、3,4ターン目に≪アナライズアーティファクト≫と≪マーキュリーイージス・シオン≫を用いて強固な盤面を築き上げるのも強力。ミラー以外ではほぼ通る為、狙えるハンドなら狙っていきたい。
・【教会ビショップ】や【アグロネクロ】のようなバーンダメージの少ない上に面の返しが弱いビートデッキや、【リノセウスエルフ】のような疾走を基盤としたコンボデッキに対しては≪ミスティックアーティファクト≫を出し続けるのが効果的。ライフに余裕がなければ≪アーティファクトの同調≫から≪パラダイムシフト≫を取るのも手。
・【超越ウィッチ】のようなボードにある程度カードが並ぶコンボデッキに対しては≪レディアントアーティファクト≫によるOTKを狙いたい。特にミラーではこのプランでしか勝てないと言ってもいいだろう。
・唯一、【ミントネクロ】や【接近ドラゴン】のようなボードにカードを出さないコンボデッキは苦手。その為、≪メカニカルガンナー≫によるビートや≪マーキュリーイージス・シオン≫による序盤の強固なボードの主張が通らなかった場合、≪虚数物体≫と≪ミスティックアーティファクト≫及び≪プロテクトアーティファクト≫によって凌ぐ展開になる。
・上に書いたものは基本的なものであって、その時その時の状況に応じてどのようにプレイしたら勝てるのかを考えながらプレイしていくのが良い。
・≪オートメーション≫と≪生命の量産≫は明確な勝ち筋であるため、埋め方は状況に応じたものにしたい。また、デッキにアーティファクトカードを埋める都合上、今引きたいカードの事を考え、埋める埋めないの選択肢も存在する。
・≪熾天使の剣≫は≪虚数物体≫に対して強く、≪浄化の輝き・ミュニエ≫は他雑多なカードに対して強い為、環境に応じて枚数を変えたい。また、この枠を≪機器による設計≫等のハンドを回すカードに変えると安定感が増す。